volca kickとは
KORGの作った、アナログのキック音を作るためのハードウェアです。
ドラムの音の中でも、キックの音を作ることに特化したハードウェアです。
volca kickは、キックの音作りを追求するアナログ・キック・ジェネレーターです。MS-20前期型フィルターの強烈な発振音を軸にしたアナログ回路で、芯のあるキック・ドラムやヌケの良いキック・ベースなど、アナログならではの多彩なキック・サウンドが思いのまま。またvolcaの特色ある16ステップ・シーケンサーは、エフェクトを瞬時にコントロールできる新機能TOUCH FXを搭載してさらにライブ性が高まりました。プラグインやサンプルでは決して得ることのできない、圧倒的なアナログ・キックの迫力を体感して下さい。
volca kick – ANALOGUE KICK GENERATOR | KORG (Japan)
volca kickの特徴
- 太いキックの音が作れる
- 好きなキックの音を作ることができる
- 音の質や音程、雰囲気などをツマミで簡単に調整できる
- シンバルやスネアの音は作れない
- ステップ録音、リアルタイム録音でフレーズが作れる
- エフェクトをかけることができる
- キックベースも作れる
volca beats、volca drumとの違い
持っていないので詳しくはわかりませんが
volca beatsはアナログリズムマシン
volca drumはデジタル・パーカッション・シンセサイザー
と紹介されており、キックの他にシンバルやスネアも作れそうです。
volca beats、volca drumと比較してvolca kickを選んだ理由
まずはじめにGoogleで「太いキック 作り方」を検索して、volca kickをおすすめする記事を発見しました。
(この時点でvolca kickが優位)
世界を揺らす図太いキックの作り方-ヒップホップビート、テクノ、ハウス | 人人振動
volca kickを検討するなかでvolca beatsとvolca drumの2つとも迷ったのですが
- volca beatsは昔の商品で、改善点をvolca drumに反映してそう(勝手な想像)
- volca drumはそれぞれのパートの音がDAWで分離して取得できないらしい(要確認)ので、録音後の調整が面倒くさそう(勝手な想像)
- volca drumやvolca beatsはDAWのプリセットのドラムと同様に、プリセットを選ぶところからはじまりそう(勝手な想像)
- そこまで欲していないハットやスネアなどの別パートのために、必要なキックの調整幅が少なそう(勝手な想像)
- 太いキックの音が欲しかった(一番の理由)
ことからvolca kickにしました。
勝手な想像が多いので、真剣に悩んでいる方はKORGのサイトやレビューを参考にしてください。
volca kickのキックを使った曲
volca kickのキックを使って作った曲です。
volca kickを購入してからというもの、その音が気持ちよくて4つ打ちのテクノな曲を作ることが増えました。
サンプリングして作った曲にvolca kickのキックを重ねたりもしています。
volca kickを買ってから作った曲は、今のところ全ての曲にvolca kickのキックを使っています。
volca kickのまとめ
今まではプリセットのキックやサンプリングしたキックをイコライザーなどのエフェクトで調整するも、元の音にない音は追加できないため、ある程度のところで妥協していたところを、volca kickを使うことで直感的にツマミをいじって欲しいキックを作れるようになりました。
いつもキックの音に悩まされている人や、太いキックが欲しい人におすすめです。
volca kickがかなり気に入ったので他のvolcaシリーズにも興味があり、そのうちvolca modularも買うかもしれません。
以上、太いキックが作れるアナログキックマシン「volca kick」でした。