2018から2020までの2年間で
・アルバムを3枚作って
・Apple MusicやSpotify、YouTube Musicなどで配信
しています。
自分はどちらかと言うと怠け者なので、普通の人がこの記事を読んで同じようにやれば、2年後には3枚かそれより多い数のアルバムを発売できると思いますので、それまでの道のりやその方法を共有したいと思います。
配信のやり方がわからないことで手元だけにある名曲が、多くの方の耳に届く手助けになればと思います。
はじめは自分が曲を作った方法を書いているので、具体的な配信方法を知りたい方は「3. アルバム配信に必要なものを揃える」から読んでください。
1. 曲作り
僕の場合は
・夜に曲の骨組みを作って
・翌朝に録音、Instagram、YouTube配信
という流れで作ることが多かったです。
朝に作って翌朝に録音、Instagram、YouTube配信、ということもあります。
量は質を兼ねる
沢山曲を作りたいと思っていて、仕事も同じ部分があると思うのですが、沢山こなすほどその要点が解って研ぎ澄まされていくということだと思います。
僕の量はまだ全然足りていません。
2. 習慣付け、環境作り
習慣付け
沢山曲を作るためには、習慣付けと環境作りが大切だと思います。
1日の内のこの時間は曲を作る時間、というのがどれだけあるかですね。
僕は一日フルタイムで働いているので、朝や夜の隙間時間で作っています。
この記事では、習慣化の大切さやコツなどが書いてあります。
エネルギーがない人が新しいことをはじめる時のコツみたいなやつ|けんすう
環境作り
机の周りにギターや機材を置いて、いつでも録音できるようにしています。
作曲や録音をしようと思った時に
・ギターをケースから出して
・オーディオインターフェースをMacに繋いで
・アプリを起動して
という手間があるようなら、取り掛かった瞬間にすぐできるように
・ギターをスタンドに置いておく
・オーディオインターフェースをずっとMacに繋いでおく
・アプリを起動しておく
ことで、毎日の作業時間の短縮と、作曲や録音などの本質的な作業時間を延ばすことに繋がります。
3. アルバム配信に必要なものを揃える
アルバム配信に必要なもの
・曲の音楽ファイル(wavやmp3など)
・曲のタイトル
・アルバムタイトル
・アルバムの表紙(アートワーク)
・アーティスト名
全世界で配信するか、主に日本で配信するかによって
・アーティスト名をローマ字にする
・曲を英語にする
のか、などが変わってきます。
4. ディストリビューターを選ぶ
自作の音楽をApple MusicやSpotifyで販売する際には「ディストリビューター」と呼ばれる配信業者に手続きをお願いする必要があります。
複数のディストリビューターがあり、その中から
・配信に掛かる料金
・売れた際に引かれる手数料
・サービス内容
・配信先
などを元に、条件が良いと思うディストリビューターを選びます。
ディストリビューター比較記事を見て選びました。
iTunesやApple Musicで音楽を配信するには?11コのサービスを比較 | バン活! ーバンドで稼ぐ、ロックに生きる-
僕は1枚目のアルバム「1」をMonster.fmで配信し、2、3枚目をCDBabyで配信しています。
ディストリビューターを選ぶ条件
多く選ばれているディストリビューターの料金体系は
1. 売れた際の手数料は低いけど、毎年料金が掛かる
2. 売れた際の手数料は高いけど、掛かる料金は初回のみ
の2パターンに分類できると思います。
これは自分のアルバムが「年間にどれくらい売れそうか」で選択できると思いますので
・プロモーションや口コミなどにより多く売れそう
なら1.を
・まだわからない、あまり売れそうにない
なら2.を選ぶことで、収入がプラスに、またはマイナスが少なくなります。
Monster.fmで配信
1枚目のアルバム「1」を配信する際に利用したのはMonster.fmです。
2020年の9月時点で
・LINE Musicには配信されない
ことと後述する心配を理由に、別のディストリビューターを探すことにしました。
Monster.fmでの配信が心配
・契約中に運営会社が変わった
・サイトの更新頻度が少なく、スマホに最適化されていない
・曲の配信停止をお願いしても、現時点で半年以上停止されない
ことから、Monster.fmでの配信が心配になっています。
CDBabyで配信
色々なディストリビューターを比較検討した結果、CDBabyを選びました。
その理由として
・配信先が多い
・長く運営されている老舗
・初回のみの料金で手数料も低い
・サイトの作りがスマホにも最適化されている
ことから、選びました。
CDBabyで配信する際の注意点
ひとつ問題なのが
・現時点で英語の表記しかない
ことです。
あまり難しい英語はありませんが、苦手な人には難しいかもしれません。
Google翻訳などを利用して翻訳しながら進めることができますが、それでも難しい場合には、日本語で手続きを進めることのできるディストリビューターを選んだほうが良いかもしれません。
CDBabyで配信する際に起こった問題
・アートワークに問題があると言われて審査にはじかれるも、その後同じアートワークで審査を通過
アルバムタイトルに記載している文字とアーティスト名が、アートワークに記載されていなければならないのですが、それが出来ていないので
・タイトルを変えるか
・アートワークを変える必要がある
と言われたので「BEAT TAPE」の部分が読みづらいからだろうと仮定し、本来は「Beat Tape 8」だったものを「8」にして提出しました。
それでもダメで、その間に同時に審査に出していた「Beat Tape 7」のアートワークは数字が8から7になっただけなのに審査を通過したため、再度「Beat Tape 8」で提出したら、なぜか通過しました。
審査している人が複数人、目視で確認していると予想されますので、見る人によるんだろうと思われます。
1度審査にはじかれると1週間くらい次の審査まで掛かるので、その分配信開始が遅れます。
時期やタイミングによって左右しそうですが、登録からだいたい2週間程度で配信開始されました。
2年間でアルバムを3枚作って販売する方法まとめ、Apple MusicやSpotify、YouTube MusicやLINE MUSICで音楽配信
やってみると簡単な手続きで、どこのディストリビューターを選んでもやることは変わらないと思います。
今後も沢山曲を作って、質を兼ね備える曲を作れるようになりたいと思います。
ぜひ聴いてみてください。
Apple Music
https://music.apple.com/jp/artist/kazunori-uekawa/555496897
YouTube Music
https://music.youtube.com/channel/UCGiQXWMbxozHDfCndZxygSg
Spotify
https://open.spotify.com/artist/13gmyyzoBvlRHCF3GSbmii