ルーパーを使ったライブ演奏の動画
今までオリジナル曲を何曲かYouTubeにアップしましたが、一番見られているのはルーパーを使ったライブ演奏の動画です。
この動画を録音した機材や方法をご紹介します。
ルーパーを使ったライブ演奏の録音機材
使っている機材
- DAW(Ableton Live)
- オーディオインターフェース(UR22mk2)
- MIDIキーボード(MPK Mini Play)
- APC mini(Ableton Liveのコントローラー)
機材のつなぎ方
- ギター → オーディオインターフェース → Mac
- キーボード → Mac
- APC Mini → Mac
全部USBでMacにつないでいます。
おおまかな使い方
- ギターやキーボードをMacにつなぐ
- MacのDAWソフトであるAbleton Liveをルーパーとして使って録音
- コントローラー(APC Mini)でAbleton Liveをコントロール
あると良い機材
- FS-5U
この動画を撮影した時にはまだ知らなかったので使っていませんが、フットスイッチを使うことでフレーズの録音がスムーズにできるようになります。
Ableton Liveをフットスイッチで操作する方法、MPK MiniとBOSSのFS-5Uを使用
ルーパーを使ったライブ演奏の録音方法
演奏した音を楽器のパート毎に重ねていきます。
この曲の楽器のパート録音順
- サイドギター1
- サイドギター2
- ドラム
- ベース
- リードギター1
- リードギター2
次に曲の構成です。
この曲の構成
- イントロ
- Aメロ
- Bメロ
- Aメロ
- アウトロ
録音フレーズ
楽器のパートと構成に合わせて、フレーズを録音します。
この曲ではドラムとベースのフレーズは1種類ずつしかなく、Bメロにはベースのフレーズがありません。
リードギターのフレーズは最後のほうのフェイクを含めて2種類で、サイドギターもAメロとBメロの2種類で、Ableton Liveに録音したフレーズは合わせて全部で7つです。
- サイドギター1
- サイドギター2
- サイドギター2(Bメロ)
- ドラム
- ベース
- リードギター1
- リードギター2(フェイク)
しっかり構成やパートを決めてから録音したというよりは、行きあたりばったりでループさせながらパートや構成を作っていきました。
パートと構成が決まって、何回か練習をして録音と撮影を失敗しながら完成です。
ルーパーを使ったライブ演奏の録画のコツ
動画はiPhoneを三脚に固定して録画しました。
録音は失敗したら停止して頭から録りなおしますが、動画は後の編集でカットが簡単なので、失敗してもずっと回しっぱなしにすると良いと思います。
失敗して撮りなおす前に、後でカットするための合図として手を挙げたりすると、後の編集が楽です。
ルーパーを使ったライブ演奏の編集方法
録音した時にはギターにディレイをかけていなかったのですが、寂しかったのでディレイを追加して今の形になっています。
この動画においては録音した音の録りなおしをしていませんが、後で録りなおしたり修正することもできます。
動画の動きと合っている範囲のほうが良いと思いますが、特に決まりはないので自由です。
その他のルーパーを使ったライブ演奏の動画
「Summer Vacation / 夏休み」と同じ方法で録音、撮影した他の曲のYouTube動画です。
ルーパーを使った演奏の教科書、リファレンス的動画
自分の演奏動画とは比べ物にならないクオリティの、ルーパーを使った教科書的な動画をご紹介します。
FKJ(エフケージェイ)は、ギターの他に鍵盤やサックスなども演奏できるマルチプレイヤーで、 この動画では、あらかじめ用意しておいたドラムパートを良いタイミングで再生しており、すべての演奏をループさせる必要はないことがわかります。
Tom Misch(トム・ミッシュ)の声やギターフレーズもかっこよく、アウトロのコードワークもかっこいいです。
Masago(マセゴ)もFKJに負けないマルチプレイヤーで、良い声の歌やラップ、ドラム演奏がかっこ良く、FKJとの動画では伴奏のほとんどをループさせながら、その重ねるフレーズや楽器、構成が最後まで飽きずにかっこいいです。
ルーパーを使った演奏動画の作り方、2021年に一番見られた自分のYouTube動画の解説のまとめ
この記事を読んで曲を録音したり撮影したりされた人は、ぜひコメントで教えてもらえると嬉しいです。