車が好きな人のように、ギターという物自体のフォルムや機能が好きなことに気づいて、今まで何十年もギターを弾いていながら理論やギターの勉強をしていなかったり、アドリブを弾く時に感覚で弾いて音を外したりするところから成長していないことを反省し、上手く弾けるように勉強中です。
ギターの指板の音を覚えようと調べている中で、河合仁士さんの本の言葉が刺さりました。
「各スケールポジションには必要な音が全てあります。ポジション移動は必要な時にすべきと考えます。例えば、スライドなどのスラーを交えたフレーズを弾く為に移動を要する、という感じです。そうでなければ、手のひらには全て必要な音があります。移動しなくてもすでに音はすぐそばにあるのです。」
—『ギターコードとスケールの覚え方 CAGED SYETEM & MORE: ギターの指板全域のコードとスケールの仕組みが簡単に分かる ギターのコード理論と指板』河合仁士著
なんとなくで指板上を移動しているけど、そんなに移動しなくても出したい音はすぐ近くにある、ということですね。
CAGEDシステムがすごい
1つのコードを5つのフォームで押さえることができるから、そこから構成する音を覚えていこう、というシステムだと今のところ思っています。
今まで曲を耳コピしたり、作ったりしていて、6弦ルートと5弦ルートで同じ音が出せるけどどっちにしよう、みたいなことはあったけど、ぼんやり感じていたことがハッキリしました。
CAGEDシステム – ギターコードとスケールの一番簡単な覚え方(全てのギタリスト向け) – コードトーンとブルースを基礎としたギターソロレッスン – HITOSHI KAWAI
河合仁士さんが言われているように、CAGEDシステムすごい、で終わらせずに、ここから音の音程、度数などを把握して、出したい音がすぐに出せるようになりたいと思います。
JAZZのアドリブがバリバリできるようになりたいです。